panterのブログ

パチンコホール,パチンコユーザーに是非一読してほしい内容を パチンコ業界20年以上で、パチンコ店コンサルタント経験もある視点で、記事にしていきます。

交換率に関して パチンコ編(3)やはり情報

余談ですがこの数日間、四国のある中心都市に行っておりました。
パチンコ店の様相が、思った通り酷い状況でした。


規制などの縛りが非常に強い地域ですが、アウトサイダー的?なのか広告や店内販促等を警察・組合等を無視しているようなホールのみ強い印象でした。
中小のホールの苦悩が聞こえてきそうでしたね。


現在、私はパチスロを打つ事が9割なので早くパチスロの事も記事にしたいのですが、今回も、前回からの続きなのですが、何故?等価交換(4円25個)で稼働が伸びないのか?


何度も言いますが、お客さんがキツイからではありません。


一番の原因は、スマホの普及!
2番目に パチンコの秘訣が粘りと根性ではなくなった!


という問題です。
現在のパチンコユーザーは、50代位のおばちゃんでもパチンコを打ちながらスマホで各機種のボーダーラインをみながら確認して打っている人が沢山います。
自店のユーザーを見て
「いや、そんな事ないぞ。ウチのお客さんにはほとんどいないぞ」
って、思ったホール幹部の方、それは
そのお客さんに見限られて他店に行ったか、パチンコ控えてるか?どちらかです。


で、残った数少ない、負けても平気なお金に余裕のある人か、借金をしてでも打ちたい依存症の人しかいなくなってしまいます。
もちろんその意味では、現在のパチンコのお金の消費スピードに耐えうる余裕のある人は平均所得の少ない地域等では本当にわずかでしょうから悩む暇もなく稼働は急降下する訳です。
客滞率の概念が不要になってしまっている現在の等価主流のパチンコ営業の中で、打ち始めて3000円~5000円打てば、ボーダーラインあるのか?わかります。
10年前なら各機種のボーダーラインを知っている人は少数派でした。
そして、少投資で大当たりを引いても持ち玉遊技の優位性がユーザーはないので、ボーダー越えてないなら即ヤメするのが当たり前です。


「ウチのお客さん粘ってくれないのよねえ」


って、思っているホール幹部がいたら、何を理由に粘れば良いか?本当に教えてほしいです。


誰でも手軽に機種の情報が入手でき、持ち玉遊技の優位性がない昨今、稼働なんて上がる訳がないのです。


次回以降、交換率を主題に1円パチンコや20円スロットとの比較検証をしてみましょう。