panterのブログ

パチンコホール,パチンコユーザーに是非一読してほしい内容を パチンコ業界20年以上で、パチンコ店コンサルタント経験もある視点で、記事にしていきます。

お客さんに平等がベスト?本当でしょうか?

このテーマはパチンコ業界のテーマとして常にあるのですが、
例として
ダイコク電気が、パチプロばかりが稼いでるのは問題(とは言ってないかもしれないけど)ホールコンピューターからの帳票で海物語のスタートを6.0回の3個戻しの千円スタート20回に合わせて、BA,TYも合わせてお客さんには平等な条件で打ってもらう。
その意味では、等価交換は朝から来る人も夜から来る人も、短時間しか打たない人も一日粘る人も全て平等な条件となっています。


・・・では、業界はどうでしょうか?
パチンコ人口は激減し、平等なサービスを提供する全台ピン設定の店は客が激減し(笑)


いろんな場面で平等にしようとやりすぎる事が稼働を上げきれない原因となる事例が多いと思うのです。


例えば、ジャグラーの設定配分も良い例なのですが、先日の記事の小役カウンターとも絡みますが、ホール幹部が考えそうな事を言えば
「ジャグラーは中高年の人に遊んでほしいから6は入れずに今日は設定ALL4で行こう!」
これも、確かにある意味平等です。


でもそんなホールが指示を得ているかと言えば、徐々に稼働が落ちていませんか?


パチンコで、海をイベントやおすすめ的に謳って、普段6,0のスタートをベタ営業の6.4程度に全台開けて、大して稼働が入らずに
「ウチのお客さんは粘ってくれねえなー」なんて思ってないでしょうか?


等価交換で粘る事が打ち手のメリットではなくなっている昨今、更に全てを平等にと考えるホールに打ち手は「大きなチャンスはこのホールには何もない」状態を作ってしまっているのです。


パチンコ店のハウスルール 小役カウンター禁止?

パチンコの営業話ばかりを書いているので、パチスロの話です。
小役カウンター禁止と台間POP等に記載をしている店舗があります。


びっくりしたのはパチスロ専門店でも同様のPOPを見たときです。
このPOPお客さんの立場から見たら
「ウチは設定入れてないから小役カウンターは頼むから使わないで!」
としか映りません。
ゴト防止の為なんて、書いてたりしますが、小役カウンターもしくはその類似のもので、どのようなゴト事例がありますかねえ?
ないですね。


敢えて言えば、ジャグラーメインで客層が本当に高年齢層で苦情が沢山きたので・・というならまだ理解は出来ます。


しかしながら「小役カウンター禁止」は駄目です。
特定のお客さんを集客して「ジャグラー=お年寄り」という考えでは駄目なのです。
他の機種もそうですが、一定の客層を完全に排除しようというのはやはり駄目だと思うのです。
もちろん、現状禁止で稼働がIN枚15000以上入っているのであればルールを変更する必要はないでしょうが。


まず、小役カウンターで設定がどの程度判明するかと言えば、
「大してわからない」
のです。
ただ、機種別に設定に反映するべき留意点はあるかとは思いますが。


では、パチンコの稼働を上げるには?

どうすれば良いか?
結論としては、一番は等価交換を止める事です。4円の場合です。


「一物一価の問題があるのに無理だろ!」


と聞こえてきそうです。
確かにそうです。


まずは、2フロア体制が出来ないか?考えるべきだと思います。例えば、知り合いのホールに実際に2フロアのホールがあります。地下がスロットコーナーで1階がパチンコです。
カウンターも2つあります。
なのに一物一価で営業をしています。このホールは安価に例えばP38個交換、S5枚等価交換が可能です。なのに一物一価を守るという前提で業績向上を諦めたとしか思えない状況です。
このホールの場合、入口を少し改装して景品交換所を2か所にして所轄に届ければ、何ら問題ないはずです。


このホールは、現状地域で最後尾の集客力かと思われますが、自分はこのようなホールは他店と強い差別化が出来るのではないかと考えているのです。


2フロア営業でない場合でもホールの形状によっては安価に仕切りをして実質2フロア営業を出来るケースは意外と多いと思われるのです。


では、2フロアはどうしても無理だというホールはどのようにすれば良いか?
次回書いてみます。